バーチャルオフィスツール「ovice(オヴィス)」の機能に関する、2023年9月後半のアップデート情報をご紹介します。今回は、計4項目あります。
■前回の情報はこちら:2023年9月前半のovice アップデート情報
議論が白熱したり次々とアイデアが出てきたりと、会議が盛り上がったときほど、時間が迫っていることに目が行かなくなります。。しかし、次にその会議室を予約している人も定刻通りに会議を始めたいもの。
今回のアップデートで、oviceの会議室に、「あと〇分でこの会議室は次の会議が始まります!」と自動で通知が送られるようになりました。会議中のメンバーにも、次に予約が入っていることに気付いてもらえます。
また、会議室の「退室」と会議室に鍵をかける「ロック」ボタンは、画面右下へ移動しました。モバイル端末や、横幅のせまいブラウザウィンドウを利用している場合は、コントロールメニューバーの三点マークをクリックすると各ボタンが表示される仕様です。
扉の開け閉めに関わる機能を右下に集約した形で、退室やロックの操作の際に複数のボタンが並んだメニューから探し出す必要がなくなって、より感覚的にお使いいただけるようになりました。
また、会議室の予約確認画面がズーム表示機能に影響されず、固定サイズで表示されるようになりました。oviceスペースはご自身の見やすいサイズに保ったまま、文字情報はストレスなく確認できます。
このアップデートを待っていた!という方も多いのでしょうか。oviceに高解像度のカメラを搭載しました。カメラ設定で「高解像度を使用する」をオンにすると、高解像度でカメラを利用できるようになりました。
この機能は背景のエフェクトと組み合わせて利用できます。自分の姿を以前よりはっきり映し出してくれるので、表情などを通じて、もっとたくさんの非言語の情報を伝え合うことができます。複数の人をひとつのカメラで映すときや、カメラ映像で実際のモノを見せるときにも便利になりました。
この機能をオンにしていると、画面共有の解像度も高くなりますので、共有した資料の文字もよりクリアに読み取れます。
※この機能は初期設定はオフになっています。複数のスペースを利用する場合は、各スペースにて設定が必要です。
組織に紐づくスペースへのアクセスにおいて、ログインと併せて、各ユーザーへGoogle Authenticatorなどの認証アプリを用いた2要素認証を要求する設定が可能になりました。
オフィスのセキュリティレベルをより高く保つことができるので、重要な情報や機密情報をやりとりする可能性のあるスペースでも、より安心して活用いただけます。
▽詳しくは、ovice ヘルプセンターの記事をご確認ください。
窓ソケットは、実際のオフィスやイベント会場など多くの方が集まるリアルな場所の様子をoviceスペース上へ配信したり、リアルとオンライン双方向からの偶発的なコニュニケーションを促すオブジェクトです。「メタバースとリアルなオフィス」や「オフィス同士」など複数の空間をoviceを介してつなぐことが可能です。
配信デバイスは、スマートフォンやタブレット、カメラ付きPCなどが利用できます。
今回のアップデートで、oviceスペースのユーザーが「窓ソケットの音声の届く範囲」に入った際に、配信デバイス側に通知音が流れるようになりました。
これにより、リアルの場所にいるとき、oviceスペースにいるメンバーが窓ソケットに近づいていることに、耳でも気付きやすくなりました。会話の回数が増えて、お互いを知るチャンスも増えそうです。