バーチャルオフィスツール「ovice(オヴィス)」の機能に関する、2023年8月前半のアップデート情報をご紹介します。今回は、計3項目あります。
■前回の情報はこちら:2023年7月後半のovice アップデート情報
oviceでのリアルタイムな会話は業務を円滑に進めたり、相手について理解を深めたりする際に便利です。一方で、チャットツールには、テキストや画像などの情報を非同期で共有できる便利さがあります。
こうした両者の特徴から、oviceを含めた複数のツールを業務で使いわけている方も多くいらっしゃると思います。
このようなユーザーの皆さんからのご要望にこたえて、oviceとMicrosoft Teamsのステータス連携が可能です。ovice側の設定でMicrosoft Teamsステータス連携を有効にすると、Microsoft Teams上のステータスが、oviceのアバター右上にも反映されます。
これまでもMicrosoft Teamsステータス連携を設定することができましたが、今回のアップデートで、「連絡可能」ステータスのアイコンもoviceのアバター上に表示されるようになりました。
これまでは、Teamsの「取り込み中」「応答不可」など、主に応答できないときのステータスに限って、表示されていました。このアップデートで、自身の状況をより自然に、明確に伝えてくれるようになりました。
「連絡可能」ステータスは、業務に余裕をもって臨んでいる状態でいることを伝えられるので、周囲の方に向けて話しかけやすい雰囲気を作ってくれそうです。
▼Microsoft Teamsステータス連携については、ヘルプセンターにて設定方法など詳細をご確認いただけます。
<参照> ovice ヘルプセンター|Microsoft Teamsステータス連携
モバイルアプリ「ovice Go」を使ってオンライン会議に参加している場合、周囲の音にじゃまされて自分の声が相手に聞こえにくくなっていないか、心配になったことはありませんか?
今回、oviceのモバイルアプリ「ovice Go」にノイズキャンセリング機能が追加されました。このノイズキャンセリング機能は、PC版で利用可能となっている「Krisp」の機能と同じものです。
例えばパソコンを開くことができない移動中や出先でも、oviceのモバイルアプリ「ovice Go」を使えば、みんなのいるoviceスペースに手軽に入ることができ、クリアな音質でコミュニケーションができます。
「Krisp」のノイズキャンセリング機能は人の声以外のほとんどすべての音を一瞬で消し去ってくれますので、周囲の環境音が大き過ぎて、これまでだと会話することを躊躇していた場面でも、タイミングを逃さず、いつでも会話することができます。いつでもチームと繋がっていられるので、突然よいアイデアをひらめいたときや移動時間を有効に使いたいときなど、タイミングを逃さず、さらに良い次のステップに進めそうです。
▼詳しくはヘルプセンターからご確認いただけます。
<参照> ovice ヘルプセンター|オーディオ設定(ovice Go – モバイルアプリ)
oviceには「位置情報表示」の機能があります。これは、モバイルアプリ「ovice Go」を利用するユーザーの実際の位置を、oviceスペースのアバターとして示すことができる機能です。
リアルオフィスに出社している方の物理的な位置がわかるので、出社している方はもちろんのこと、リモート勤務の方がオンライン上で状況を把握したい場合にも役立ちます。
この機能では、リアルオフィスに設置されたビーコンを「ovice Go」を利用するユーザーの端末が検知した際にアバターが表示されるのですが、今回のアップデートで、アバターの表示先に「会議室」を選択できるようになりました。
この機能を利用すると、リアルの会議室に移動した人をovice上の会議室へ入室させるなどの運用が可能です。
▼詳しくはヘルプセンターからご確認いただけます。
ovice ヘルプセンター|位置情報表示ソケットの設置/連携
ovice ヘルプセンター|位置情報表示ソケットの利用
上記以外の情報は、ぜひoviceヘルプセンター 最新情報をご確認ください。