バーチャルオフィスツール「ovice(オヴィス)」は、より直感的に操作でき、今後の機能拡張にスムーズに対応できるようにするため、サービス開始以来初めてユーザーインターフェイス(UI)の全面リニューアルを行いました。また、今回のUIリニューアルに先立ち、バックエンドシステムを刷新。これによりレスポンスが最大で100倍高速になり、数十人規模でのビデオ通話も可能になりました。
oviceは2020年8月にサービスを開始以来、基本的なUIを踏襲しながらアップデートを重ね、機能を追加してきました。その結果、さまざまな機能がありながらも直感的に見つけにくい構造になっていたり、初めて使用される方にとって機能を把握しにくい表示になっていました。
さらに、oviceを導入した企業の担当者の方から「oviceを多くの人に使ってもらいたいが、使用方法の習得に時間と労力がかかるためなかなか広めれない」などのお声を多数頂いていました。
こうしたご意見等を受け、初めての方とってより分かりやすく、既存ユーザーにとってもより心地よさを感じるUIにリニューアルすることとなりました。
今回のリニューアルにあたり、既存ユーザーの皆さまにヒアリングを実施。初めてoviceを使用される方にもより直感的で分かりやすいUIとなるよう、約1年間かけて機能の整理や集約を行いました。また、会議室やサイレントルーム、アイコンなど表示グラフィックの角を丸くするなど、より優しい印象となるよう工夫を施しています。
また、それぞれの機能が整理されたことで、今後の機能拡充や連携サービス追加の際、実装をスムーズに行える環境が整い、よりスピーディーにユーザーの皆様のご要望に応えられるようになりました。
oviceのスペース内で機能する操作のアイコン(マイクやカメラ、画面共有など)を画面中央下部に、それ以外のもの(ユーザーリスト、チャットなど)は画面右上に集約しました。
初めてoviceを使用される方にもご理解いただきやすいよう、各アイコン上にマウスのポインタを重ねると機能の説明が表示されるようになりました。
上限人数をより分かりやすくするため、会議室やサイレントルームに入れる人数を円形グラフィックの数で示すように変更しました。また、会議室への入室時にミュートで入室するか、マイクをオンにした状態で入室するかを選択できるようにしました。
UIのリニューアルに先立ち、コードを整理。信頼度の高いエリクサー(Elixir)というコードに書き換え・各処理の最適化を図ることで、パフォーマンスを向上。oviceのレスポンスが最大100倍高速になりました。
その結果、サーバーの処理速度が大幅に向上し、一例として、これまでは20人程度までしかできなかったビデオ通話が、最大で約100人が同時にできるようになりました。
詳細な情報はアップデート情報をご確認ください。