バーチャルオフィスツール「ovice(オヴィス)」の機能に関する、2023年3月前半のアップデート情報をご紹介します。
前回の情報はこちら:2023年2月後半のoVice アップデート情報
場所を問わない働き方が広がり、オンラインの打ち合わせもすっかり日常の風景となりました。それぞれが別の場所にいるからこそ、自分の周辺の環境音が相手にどのように聞こえているのか気になります。大切なメッセージをしっかりと伝えるためにも、周囲の音は抑えて自分の声だけをクリアに届けたい。
そんなニーズにお応えするノイズキャンセリング機能(β版)がoviceで利用できるようになりました。「個人設定」でオンにするだけで、どなたでもすぐに使えます! 特別な機材や専用アプリのインストールは不要、追加料金もなく、時間も無制限です。
この機能は、AIノイズキャンセリングソフト「Krisp(クリスプ)を開発している米国のKrisp Technologies社と協業したことで実現しました。マイクから入力された音をAI技術によって人の声と騒音に分解し、人の声のみを相手に届けてくれます。この機能を使えば、掃除機の音や犬の鳴き声などの生活音、カフェやコワーキングスペース、駅、空港などの環境音など、周りの音が気になる場所でもきれいにノイズだけを消してくれます。
※まずはβ版として提供し、今後もアップデートを行っていく予定です。
詳しい操作方法などは以下のページをご覧ください。
<参照> ovice ヘルプセンター|2023年03月15日 マイクのノイズキャンセリング機能(β版)をリリースしました
oviceでは、リアル空間と同じように、相手に近づくだけでお互いの声が聞こえます。話している感覚が似ているからこそ、リアル空間で行っているように「声をひそめて、目の前の人だけに伝えたい」と感じる場面がありました。
そうした場面で頼りになる“ひそひそ話”機能が、ついに登場しました。周りの人を邪魔しないように小さな声で、とか、すぐとなりにいる人とだけこっそり、といったリアルの空間でやっているような会話が、簡単な操作でできます。
自身のマイクがミュートのときに、キーボードの「スペースキー」を長押しすると、押している間だけ小さな円が表示されます。その名は「ウィスパー」機能。ウィスパー=「ささやき」ですね。円が小さくなると、実際の声もささやくように小さくしてしまうのは私だけでしょうか(笑)
詳しい内容は以下の専用ページをご覧ください。
<参照> ovice ヘルプセンター|ウィスパー
いつもはバーチャルオフィスとしてoviceを使っていても、社外の人との会議はZoomを使っているという人もいるのではないでしょうか。oviceを「離席」にしてZoomでの会議に出ていると、oviceにいるメンバーからは様子がわからなくなるのでなにかと不便が生じることもありました。
今回、oviceに「Zoom連携」機能が実装され、oviceのスペース上でZoomミーティングを立ち上げられるようになりました。これで「あの人はいまZoomでミーティング中なんだな」と一目でわかります。
詳しい設定方法は以下の専用ページをご覧ください。
<参照> ovice ヘルプセンター|Zoom連携
モバイルアプリovice Goを使うと、スマートフォンを介してovice内の会議室に入室したりオブジェクトに繋がって会話に参加できたりできます。PCでログインできないときでも、ovice内の会話やイベントに参加できるので、外出のときにはとっても便利です。
oviceにいる同僚や上司から呼びかけられたとき、電話にでるときと同じように応答できたら、もっと気楽に会話ができそうだと思っていました。今回のアップデートで、呼びかけられた際にお使いのスマートフォンで電話の着信画面と同じように確認・通話開始できるようになりました! 使い慣れたスマートフォンの着信操作と同じなのでとっても便利です。
詳しい操作方法などは以下のページをご覧ください。
<参照> ovice ヘルプセンター|2023年03月09日 oVice Go 1.8.1着信通知のアップデート等をリリースしました
チャット機能で交わされたテキストのやりとりも仲間との大切なコミュニケーション。これを記録として残しておきたい!と思っていた方に朗報です。
自分の画面に表示されているチャットをCSV形式で出力(エクスポート)できるようになりました。この機能が加わったことで「イベントで盛り上がったときの会話を残しておきたい」といった要望にもしっかりとお応えします。
「エクスポート」を実施できるユーザーは、設定により変更可能です。詳しい操作方法は以下の専用ページをご覧ください。
oviceでは、「@」のあとにユーザー名をつけてチャット機能を使うと、メンション先のユーザーにだけ読めるメッセージ(DM)を送信できます。
こうしたメンションチャットはこれまで、全ユーザーが読めるメッセージ(パブリックチャット)と同じ様に、アバターから吹き出しが現れる形でも表示されていました。
わかってはいるものの時々「間違えて全体に送ってしまった!?」というようなヒヤリ体験なかったでしょうか?そんな方も安心!今回のアップデートでは、メンションチャットは吹き出しで表示されないようになりました。
oviceでパブリックチャット(メンションなしのメッセージ)を送ると、数秒間、アバターから吹き出しでメッセージが表示されます。
誰が発言しているかすぐにわかる便利な仕様なのですが、長文を送ったとき、とても長い吹き出しがでていました。画面を縦断するほど大きな吹き出しがでたときその存在感にびっくりしたことないでしょうか。
今回のアップデートで、メッセージが長い場合には全文を表示せず「Read More」ボタンが表示されるようになりました。これで想定外の巨大インパクトも防げます。
oviceのスペースに入室する際、スペースのURLにアクセスしたあと「クリック」が必須でした。入室のためにマウスを操作するのは、ほとんどの操作をキーボードで完結している方にとって小さなストレスになっていたと思います。
マウスを手に取る回数を減らせるよう、oviceの開発陣は「Enterキーを押すことで入室」できる仕様を追加しました。(実は、ブラウザの規定で、操作なしにスペースに入室する仕様は現在のところ実現不可ということで、今できる最大限の簡略化です)
oviceを使っている時、ご質問などのため問い合わせフォームからご連絡をいただくことがあると思います。そんな時、問い合わせフォームを探して、別タブからoviceの公式サイトを訪れてくださった方もいらっしゃると思います。
こうしたお手間を削減するために、カスタマーサポートへの問い合わせフォームを、oviceスペース内の管理画面に設置しました。今お使いのoviceから、簡単にお問い合わせをお送りいただけます。
※これまでovice公式サイトに設置していた問い合わせフォームのリンクはまもなく非表示となります。
詳しい操作方法などは以下のページをご覧ください。
<参照> ovice ヘルプセンター|2023年03月07日 oviceカスタマーサポートへの問い合わせフォームをスペース内の管理画面に設置しました
コロナ禍の終息に向けて人流が戻りつつあるなか、人と人との距離感やコミュニケーションに対する価値観が大きく変化しています。その中で、oviceに求められる価値にもまた変化、多様化が生じていると考えています。
そこで、「ovice」の存在意義をとらえ直し、2023年3月、新しいコンセプトを設定し、ロゴを刷新しました。今後のoviceは「リモートワークのためのコミュニケーションツール」から、誰もがどこからでも「”つながる”ためのインフラ」になることを目指します。
これに合わせて、oviceのスペースの読み込み画面、ブラウザタブのアイコン(ファビコン)のデザインも新ロゴに変わっています。モバイルアプリも同様にアップデートを完了しています。
新コンセプトと新ロゴに込めた意味は、以下のプレスリリースよりご確認いただけます。
<参照> PR TIMES | 誰もが、どこからでも"つながる"ためのインフラへ。「ovice」の新コンセプトと新ロゴを発表
上記以外の情報は、ぜひoviceヘルプセンター 最新情報をご確認ください。